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【日】長沼さやか:《広東の水上居民》

【日】長沼さやか:《広東の水上居民》

作者: 長沼 さやか
出版社: 風響社
副标题: 珠江デルタ漢族のエスニシティとその変容
出版年: 2010-2
页数: 304
装帧: 平装
ISBN: 9784894891548



内容简介  · · · · · ·
「蛋家」「水上人」とも呼ばれる船上生活者は、経済・政治的動因によって断続的な陸地定着を果たし、今日では漢族と「認定」されている。今も彼らと「陸上漢族」の間に見られる様々な「境界」に着目、そのあり方を克明にたどる。

作者简介  · · · · · ·
長沼さやか
1976年、群馬県生まれ。
総合研究大学院大学文化科学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。
現在、国立民族学博物館外来研究員。
共著論文に、「水上居民の家船居住と陸上がりに関する文化人類学的研究 中国両広とベトナムを中心に」(『住宅総合研究財団研究論文集34号』2008年)など。

目录  · · · · · ·
まえがき
序章
第一節 本書の目的と問題の所在
第二節 調査地概況
第三節 調査の概要と本書の構成
第一章 水上人とは誰か──広東省中山市を例に
第一節 はじめに
第二節 水上人の地域性の検討
第三節 水上人の特殊性と普遍性の検討
〈考察〉水上人とは誰か──相対的差異から生じるバウンダリー
第二章 水上人の国民化の過程──民族識別工作および集団化政策を経て
第一節 はじめに
第二節 蛋家から水上人へ──民族識別工作を経て
第三節 水上人から専業集団へ──集団化政策を経て
〈考察〉水上人の国民化の過程
第三章 定住化過程における水上人の生活の変容──黄圃鎮M村を事例に
第一節 はじめに
第二節 M村民の定住化と生活の変容
第三節 M村の風俗習慣の変容
〈考察〉水上人は陸上人になりうるのか
第四章 「咸水歌」の変遷と「水郷文化」の創出
第一節 はじめに──「僑郷」と「水郷」
第二節 咸水歌の変遷と復興
第三節 水郷文化表象のなかの水上人
第四節 水郷文化は誰のものか──咸水歌をめぐる人々の語り
〈考察〉創られる水上人
結論 広東の水上居民──珠江デルタ漢族のエスニシティとその変容
第一節 広東の水上居民──一九四九年から現在まで
第二節 相克する人々──珠江デルタ漢族のエスニシティ
おわりに
引用文献一覧
索引
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除此之外,还有可児弘明 :《香港の水上居民——中国社会史の断面》(岩波书库,1970年版)
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